コーチの雑談

サッカーで地域と人を繋げたい

育てようなんて思うから育たない

「すべての教育は信頼することから始まる」

って言葉があるんですけど。

サッカーの育成もまさにそうだなぁと思うところです。

 

 

 

どこかのタイミングで育てるってことは必要になってくるんでしょうけど、

でも小学生や中学生には必要ないかなってのが僕の見解です。

 

育てようと思ってしまうことは、こちらのエゴが混じってしまう。

いろんな世界を見ていろんなことを感じてほしい年代に、

大人のエゴなんて必要ないです。

 

じゃあ感じさせるのかっていうとそれもまた違う気がして。

何も知らないのに感じさせようとしたって無理なわけで。

本当に難しいんですよね。

答えがない。

 

教えすぎも良くない

教えなさすぎも良くない

教えずに感じろなんて無責任。

 

 

 

自分の行動を言語化してもらう

 

指導者始めた時から、これなのかなぁってずっと思っています。

 

サッカー協会が選手に考えさせましょうって言っていて、

その言葉の意味を間違えている指導者をよく見かけます。

 

そういう指導者たちは

自分のやりたいことに持っていきたすぎて

ほぼ誘導尋問みたいな質問をしています。

 

答えを見せながら質問しても意味ないですよね。

その時何が見えていて、何を選択したのか

自分に聞かせることが重要なんじゃないでしょうか。

 

 

いろんな指導者がいるからいろんなサッカーがあるわけで

そこを否定しているわけではないんです。

 

でも、指導者のやりたいサッカーなんて

試合の最後の10分あたりで出ればいいと思います。

 

それ以外の50分は相手、ピッチコンディション、天候、審判、相手ベンチの様子を見ながらやってもらえればなって思っています。

 

だから常に自分のプレーを言語化してほしい。

そのとき自分に何が見えて何を選択したのか。

 

そういうことをさせるほうがよっぽど有意義な気がします。

 

意識した先に無意識が待っている。

 

 

 

明後日の練習どうしようかなぁ。

 

 

 

 

ではでは