コーチの雑談

サッカーで地域と人を繋げたい

スポーツをする子どもを持つ保護者が抑えるべきのこと

どうも

 

たまには保護者向けに書いてみようかなと思います。

 なんで書こうかと思ったか。

 

保護者の関わり方ってとても大事なんです。

 

で、最低限抑えてほしいことがあって。

そこを抑えるだけでも気持ちよく子どもを応援できるんじゃないかと。

そう思ったわけです。

 

抑えるべきポイントは5つです!

ではいきます!

 

 

1.自分が子どもの時と時代は変わっているということを知っておく

 

これがまず大事です。

子育てとは自分の過去の追体験なのかもしれません。

しかし、自分が子どもの時とは明らかに時代は変わっています。

世の中を見渡してみても、スマホが普及したりPCが持ち運べるようになっていたり、

ネットで商品を選べたり出来るようになったわけです。

自分が子どものころ思い描いていたことが起きていたりする時代です。

 

今の子どももスマホを持っていたりネットが日常にあるわけです。

 

スポーツだって変わりました。

体罰(あったのがおかしいけど)も良くないことだと認知されるようになって

(いまだに体罰してる人いますが)

1人1人と向き合うことが大事になってきました。

 

つまり自分が子どもの頃こうだったからというのは通用しません。

(どんな時代になってもそうだと思います)

今、どういう時代なのかということを知って子どもと関わることが大事かと思います。

 

 

 

 

2.指導者がどういう人なのか知っておく

子どもがスポーツをする際に指導者が存在します。

指導者は専門的な知識を持っている人です(全員そうだと願いたい)

タイプは様々で、中には罵声を浴びせる指導者もいます。

罵声を浴びせたり体罰を行う指導者の下ではやらないことが1番ですが、

「あーしろこーしろ」というタイプの指導者も避けるべきです。

考える子どもに育ちません。野に放たれた時何も出来ない子になります。

 

住んでる地域の事情でそういう指導者ばかりのところもあると思いますが、

それなら親のあなたが戦うべきです。

考え改めろと。

 

子どものために戦ってみましょう。

味方はいるはずです。

 

 

もちろん子どもの個性を把握し大事に育ててくれる指導者もいるのであしからず。

 

 

 

3.子どもにやりきらせようとしない

続けることが美徳みたいな風潮ってあると思うんです。

でもそれは正しいんでしょうか。

やりきることが大切かもしれませんが、そこに意思はあるのか。

子どもが嫌々やっているなら無理強いせずに辞めさせて

向いてること、夢中になっていることを一緒に探してあげてください。

 

いつかの高校サッカー選手権で、ある高校の子が小2の時点でプロを目指すかどうかの選択を迫られたと美談風に話していました。

これ良くないです。

いろんな世界を見せてあげて初めてやりたいことがわかるはずなのに。

もっと向いていたものがあるはずなのに。

 

いろんな世界を見て初めて

「プロになりたい」って意思が出ればいいんですよ。

 

すべての世界が刺激的に見える時期にする質問じゃない。

 

いろんなことさせてみて子どもがやりたいって言うまで付き合うべきだと思います。

無理強いさせても良くないです。

 

 

 

4.勝ち負けを気にしない

勝って嬉しい。負けて悔しい。

これは当たり前の感情です。

 

でも大人側がそこばかり気にしないことです。

負けた試合の中にも小さな勝利はあるんです。

こんなことできてたね

こんなことできるようになったんだね

という言葉をかけれるように子どもを見守ってください。

 

負けてもご飯の味は変わんないんです。

子どもがミスして負けようが次の日も太陽は昇ります。

 

親もポジティブにならないと子どもは失敗を恐れます。

自分の子どもの良いところを見つけて、子どもが思い切りチャレンジできるよう支えてあげましょう。

 

 

 

 

5.親の情熱が子どもの情熱を上回らないこと

試合でよく見ますこのケース。

応援席から「蹴れ」「クリア」「簡単に」とか。

 

本当にやめていただきたい

 

試合中にサッカーのことでなにか言いたいなら指導者としてグランドに立ちましょう。

そうしないと決めたから応援席にいるはずです。

だったら励ましの言葉をかけてみては?

いいプレーしたのなら「ナイス」「最高」とか

ミスって失点しても「平気だよ」「たいしたことないよ」とか

 

応援ってそういうことじゃないんですかね。

 

親の情熱が子どもより上回ってしまうと子どもは冷めます。

というか笑顔でプレーしません。

 

応援席にいるなら励ます。

ミスっても負けても。

 

プレーするのはあなたではないのだから

 

 

以上の5つを抑えるのが重要だと思います。

僕ら大人は時に子どもに「あーしなさいこーしなさい」と言いそうになります。

でもそれを言うよりも子どもがその時何を感じたのか、の方が重要です。

 

 

寛大な心で子どもたちを見守りましょう。

 

たぶんこれら5つよりも良いものはあると思いますし

あくまで僕が現時点で思っていることなので今後情報を更新することもあります。

 

 

 

 

 

では良い週末を