コーチの雑談

サッカーで地域と人を繋げたい

上手くなった子の話

どうも

 

中学生のクラブチーム(OFC evo U15って言います)に

鹿島台FCから行った子がいるんですね(小学生の担当チーム)

(どちらも担当チーム)

 

 

 

鹿島台からOFCに行った子の名前は「コム」。

鹿島台にいたときは僕は低学年とキッズ担当してたので

ピッチ外での関係性しかありませんでした。

 

部活でやるのかなと思っていたんですけど、

「うまい人たちとやりたい」

っつーことでOFCに入団したんだとか。

 

ゴール前に神出鬼没するタイプの子で、

大事な時に点を決めるような子でした。

 

そこ以外での判断の部分は小学生の時点では

あまり良くなくて、とりあえず空いてる子味方にパス。

自分の意思で判断してないなって印象でした。

 

OFCに入った当初も、周りの子が身体能力高かったり

身体の大きい子ばかりだったので自信なさげにプレーしていました。

 

でもいつの日からかプレーが見違えるようになってきて、

オフの時の動きとかボール持つ前の準備とかが格段に

良くなっていて、「お?」と思うことが増えました。

 

小学生から中学生に上がる段階で

自分の中で区切りをつけて新しい自分を見つけたい。

そんな意思を持って入団したから変わるときは一瞬にして

変わっていくんだろうなと思いました。

 

自分の意思を持って何かをするから成長する。

損得とかそういったものを抜きにして、

「ここに行けば何か変わるかもしれない」

その感情だけで動いてみる。

 

そういうマインドって大人になると失っていく人が多くて

「今はまだ」とか「そのうち」とか言いがちなんですよね。

 

でもその時の感情ってその時にしか現れなくて、

その時に後悔がやってくると思うんです。

「行動できるときに行動しなかった後悔」

っていうのはすごく大きいと思います。

 

 

僕が大学時代からお世話になっている指導者の方が

「将来は今」

ということを言っていて。

 

それを聞いたときは意味を理解できなかったんですけれども、

最近ようやく分かってきたんですね。

 

 

「いつか」とか「何年後」とか思っているうちは

そこにはたどり着けない。

「やりたい」って思った時に行動する。

その時の自分の感情を大事にする。

 

そういうことなんじゃないかなと思います。

(まだ意味は聞いてません。聞いたら意味ないから)

 

だからコムはまさに「将来は今」っていうのを

体現してたんだなと思うんです。

そういう意思で生きているからチャンスを逃さない。

 

今でも身体は小さいけれど、そんなことを理由にせず

身体の大きい子にもガチンコでぶつかっています。

強いなぁって思います。

 

そういう子は何をやっても伸びる。

 

「将来は今」という行動をとっている子は

今も将来も輝いている。

 

コムはそれを天然でやっています。

でもそれがいいんですよね。

 

 

アイキャッチの画像は彼の大好きなマルセロ

 

 

 

 

ではでは