コーチの雑談

サッカーで地域と人を繋げたい

なんで指導者しているのか問題

24歳だからなんでしょうか。

よく聞かれるんです。

「なんで指導者やってるの?」って。

 

もちろんサッカーが好きだからってのもあります。

でも実はもっと根深いものがあって(闇とかではない)。

生き方の話というかなんというか。

 

ちょっとそこに触れていきます。

 

 

はじまりは選手兼コーチ

 

そもそも指導者のスタートが大学時代にコーチからの誘いだったんです。

「GK教えてくんない?」みたいな。

そのコーチは外部コーチで、本籍は中学生のチームだったんです。

で、当時そのチームに在籍していたGKコーチが移籍したもんだから

代わりを探していたんだとか。(真相は定かではない)

 

で、僕に白羽の矢が立ったわけです。

 

実際に指導者として実績があったわけでもなく、

当時の大学の監督の推薦もありましたがすごくありがたかったです。

 

 

で2年ほど携わらせていただいて、就職と同時に

サッカーから一度離れてみたんです。

どういう自分が見れるのかってことで。

 

サッカーをしていない自分は新鮮でした。

でも月日が経つにつれて大学時代からの想いが大きくなっていたんです。

 

心は夢を追いかけていた

 

大学時代に目標としていたことは

「自分の育った町で、地域と人を繋げたい」という想い。

 

高校時代まで住んでいた町に意思表示をしたい。

そんなことを想っていました。

 

昔は盛り上がっていたであろう商店街を

もう一度盛り上げるとかじゃなくて、

ここに住む人たちに少しでも「いい町だ」

と想わせられるようにしたい。

 

そんな想いが日に日に大きくなっていきました。

 

途中で軽鬱にもなりました(笑)

そんなこんなで地元へ戻ってきたわけです。

 

自分の心には逆らえません。

 

手段を模索している中で頭に浮かんだのが、

「もう一度指導者に戻る」

 

でも大学時代の感情とは別でした。

 

住んでいる町に意思表示をするための指導者。

 

サッカーで地域と人を繋げようと思ったんです。

 

どこでもやっていることかもしれません。

Jリーグ目指したりとか。

でもそんなもの目指さなくてもできることってある。

小さな町の小さなサッカーチームが地域と人を繋げたっていい。

 

その町に住む人たちの中にJクラブはなくても、

その小さなサッカーチームがあってもいいはず。

 

何が大事かなんて、その町にいる人たちが決めるんです。

 

だったら少しでも要因でありたい。

 

そう思って活動しています。

 

地域に住む人たちと作り上げていけるようなチームでありたいし、

そういうことを大事にできる指導者でありたいです。

 

そういう想いで指導者をしているわけです。

勝たせることとか、上手にすることとかありますけど、

そんなのはしょせんやっていく中でのおまけ。

大事にするものはもっと身近にあります。

 

 

そのために誰もがいつでも帰ってこれるようなクラブでありたいし、

住んでる人たちの日常に寄り添うクラブでありたい。

 

 

 

 

 同級生の子供が入ってくるのも楽しみの一つかな。