コーチの雑談

サッカーで地域と人を繋げたい

何者かになる

どうも

 

先週、クラブを創設して約1年てこともあって親の方との飲み会があった。

(今年から大崎市にジュニアユースのチームが立ち上がりました)

 

たくさん話しました。

もちろんくだらない話もあった。

 

でも、リアルな話を聞いたことで自分の中で答えを一つ出せた。

 

 

ここ1ヶ月自分の中で、親子は自分(息子)の育ってきた(今現在いる)場所に対してどう思っているんだろう。

そんなことをずっと考えていた。

 

うちの選手たちって良くも悪くも感情表現をしない。

ここは指導者の自分に責任があるのだけれど。

 

でも実際は心にいろんな感情を抱えていて(ここは把握している)、

それをうまく出せない。(うまく引き出しましょう舘内くん)

 

大人が抑えてきた結果なのだろうと思っているし、

話に具体性を含んでいない結果でもある。

 

そういう悩みを親に打ち明けていたり、

逆に親が引き出していたり。

そういうことは指導者もしなきゃいけない。

これからもっと引き出していかなきゃなぁと思わされた。(当面の課題)

 

話の中で、ある親が

「今日コーチにいろんなこと聞けてよかったですし、

息子も細かく分かりやすく教えてくれるって言ってるんです」

って言ってくれた。

 

親子共々そういう言葉をかけてくれるのは本当にありがたい。

続けて言ったのが、

「もっと早く出会えてたらいろいろ変わったんでしょうね、

そういう人って今までいませんでしたから」

この言葉に自分の中で漠然としていた

「やるべきこと」ってのがはっきり見えた。

 

自分の息子を安心して預けたい。

子どもは子どもで分かりやすく教えてほしい。

 

そういう人たちの救いになりたいなと。

そういう指導者でありたいなと。

 

中には

「厳しくしてやってください」

なんて言う親もいたけど

「それはしません。ゆるくいきます」とお断りした。

そんなものなんですか?

と聞かれたけど、理由を説明して納得してもらえた。

 

24歳の一回りも下の野郎に言われても腹立てることなく受け止めてくれた。

そういう環境はありがたい。

 

4種でずっとモヤモヤしていたって子はけっこういて、

親もそれに対してずっとモヤモヤしていて

そんなときに出会って。

タイミングが良かったし自分のスタンスが

正解か不正解かはどうでもいいんだけど、

誰かの救いであるなら続けていく。

 

話を聞いていく中で、下の年代にもまだまだ

そういった想いを抱えている子はいるらしく

このクラブに限らず他の場所でも同じことをしていかなきゃ

きっと大崎のサッカーや文化なんて変わりっこない。

 

大崎のサッカーを盛り上げる

大崎のサッカーを変えていく

サッカーで大崎を変えていく

 

そんな想いが集まったクラブなんだから

 

このクラブが必要な理由をサッカーという手段で伝えていこうかね。